オンラインでパチンコやスロットが打てるエルドラード(EL DORADO)は
実際にお金を賭けてプレイ出来て換金も出来るので
違法なんじゃないかと心配する声があります。
確かに日本では賭け事が法律で禁止されていて、
各公益財団法人が運営する【競馬】【競輪】【競艇】【オートレース】の着順を当てる4つのギャンブルと、
パチンコ&パチスロ店のみ認められています。
パチンコ&パチスロ店も、出玉を特殊景品と交換し、
その特殊景品を別の会社に買い取ってもらうことで直接の換金行為ではないという
法律の抜け穴を利用することで認められているに過ぎません。
一方で、海外のカジノなどで日本人がギャンブルに興じることは、
日本の法律が効力を持つ範囲外での出来事なので違法にはなりませんね。
エルドラード(EL DORADO)はパチンコ&スロットという
日本ではカジノよりも馴染みの深いギャンブルを提供していますが、
フィリピンで正式ライセンスを受けて運営されています。
海外のギャンブルサイトを日本でプレイした時に法的問題はどうなのかというと、
既に問題ない事が過去の事例によって明らかになっています。
エルドラード(EL DORADO)は違法にはならない?
エルドラード(EL DORADO)でオンラインパチンコやオンラインスロットを
プレイしても問題ないと判断出来る過去の事例とはどういったものなのかご説明します。
2016年3月に、オンラインカジノを利用して3人の逮捕者が出ました。
そのうち2名は逮捕された時点で容疑を認め、略式起訴により罰金刑となりましたが、
残りの1名は争う姿勢を取った結果、
無罪どころか不起訴処分となり罪に問われることはありませんでした。
略式起訴の2名は罰金払い損ですね。
オンラインカジノ利用者が逮捕後不起訴になった理由
逮捕というのは、犯罪の嫌疑をかけられている人物が逃亡や証拠隠滅を図るのを防ぐ為、
裁判所の正当な理由による許可を経て身柄を確保する事を指しますが、
この時点で犯罪者になるわけではありません。
起訴されて有罪判決を受けて初めて犯罪者となります。
ちなみに日本の刑事裁判に於ける有罪率は99.9%。
起訴された時点でほぼ有罪が確定してしまいますが、
逆を言えば、有罪が決定的ではない限り起訴されることは無いとも受け取れます。
そこで、当該の事例で何故不起訴処分となったのかということになりますが、
賭博法は賭博罪よりも賭博開帳罪の方が重罪とされています。
賭博をした人よりも、賭博を主催した人(胴元)の方が重罪ということです。
その胴元が海外でライセンスを取得し、合法的に営業をしているオンラインカジノサイトである為、
日本の法律では裁くことが出来ず、胴元を罰することが出来ない上、
賭博罪は対向犯という両者両成敗の原則がある為、
客である賭博者だけを罰するのは妥当ではないという判断からでした。
またここで賭博は日本で行われているのか海外で行われているのか、という事もカギになります。
海外サーバーにより、賭博の処理そのものは海外で行われているので日本で賭博をしている訳では無いとする解釈と、
出力端末(スマホやタブレットやPCなど)を操作して行っているので日本国内で賭博をしているとする解釈と、
どちらの主張も間違いとは言えないので、ここも曖昧になっています。
つまり、法律上明確に有罪にするだけの根拠が無いというのが不起訴の理由でした。
今後新たに逮捕者は出ないのか?
偶々今回が不起訴だっただけで、今後逮捕・起訴される可能性が出てくるのでは?
という不安もあるかと思いますが、
それは法改正などにより明確な犯罪と定義されでもしない限りは無いと思います。
その根拠となるのは、2017年3月に『わいせつ電磁的記録等送信頒布幇助』の容疑で
AVメーカー関係者や女優・男優が逮捕されましたが、こちらも不起訴処分となりました。
いわゆる無修正のアダルト動画を撮影して販売したことが逮捕理由となったわけですが、
この件が不起訴になって以降、新たな逮捕者は出ていません。
動画配信サービスを確認すれば身元を特定することは容易ですから、
新たに逮捕者が出てもおかしくなさそうですが、起訴するに足る根拠や証拠が無いのに
起訴出来ない人をむやみやたらと逮捕するわけにはいかないですからね。
エルドラード(EL DORADO)でのオンラインパチンコが違法なのか結論
エルドラード(EL DORADO)でオンラインパチンコやオンラインスロットをプレイすることが
合法なのか違法なのかの結論は、
“合法とも言えないが違法でもない”
です。
個人で楽しむ分には全く問題ないと思って大丈夫なので、
安心して楽しみましょう。